WILD HYBRID
40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌
2024/09/20 | [PR] |
2013/02/15 | 戸籍変更の基準 |
SNSの投稿欄にTVで特集されたGID特集のことが載っていた。
残念ながら僕は見逃してしまったので内容は分からないのだが、その中で、とあるFTMが取り上げられていたらしい。
彼は「不都合が無いのに法律に沿って手術するのは本末転倒なのでは」と、内摘をしていないということだった。
僕なりに解釈すると、「内摘は(自分的には様々な事情やリスクを考慮した上で)躊躇している(若しくは必然性を感じていない)のに、戸籍というものを変えるためだけに、(内摘をしないと認められないという)法律がある故に、意思に反して内摘するのは本末転倒なのでは?」という主旨であろうか(違っていたらごめんなさい)。
戸籍を変えたい理由はいろいろあると思う。
普通に、男性(女性)の生活や権利を手に入れたいから。
社会にも自分の性別を認めてもらいたいから。
好きな人と結婚して家庭を持ちたいから。
いずれの理由でも、本来の性別の戸籍を切望している人たちはたくさんいると思う。
僕自身にとって、戸籍は紙切れに過ぎない。
あればいいとは思うが、そのためだけにオペをしたいとも思わない。
いろんな現状を考えて、悩んで、そういう選択をしたから。
しかし、そのためにオペをしたい人の気持ちは、多少なりとも分かる。
僕だって男性戸籍がない故に、生活に不便を感じてるからだ。
勿論、オペをしなくていいと思っているからそれを「仕方がない」と思えるが、本当に男性戸籍を欲しいと思っている人にとってそれが「仕方がない」で済ませられないことくらい、僕にだって理解できる。
だからといって、その権利を得るためだけに、そこまでの必然性を感じていな人にも多大なリスクを背負わせて内摘をさせる・・・という法律には疑問を感じる。
僕個人は、不都合がまるでないと言ったらウソになるけど、やはりリスクと天秤にかけた結果、個人の判断でしなくてもいいと思ったらしない生き方もありだと思う。
でも、現状の法律で戸籍を変えるためには、しなくてもしたくなくても、手術が必須条件になる。
人によっては「戸籍を変えたければ意思に反してでも手術しろ」となり得る法の規定は非常に疑問だ。
ただ・・・だからといってそこを緩めてしまうと、それはそれで一気に(医学的な問題も含めて)別の問題が噴出してきそうなので、なかなか難しいんだろうな・・・とも思う。
とりわけ個々の多様性に対応するのが苦手な日本だと、この問題の妥協点が見つかるのはもうしばらく先になるのかもしれない。
残念ながら僕は見逃してしまったので内容は分からないのだが、その中で、とあるFTMが取り上げられていたらしい。
彼は「不都合が無いのに法律に沿って手術するのは本末転倒なのでは」と、内摘をしていないということだった。
僕なりに解釈すると、「内摘は(自分的には様々な事情やリスクを考慮した上で)躊躇している(若しくは必然性を感じていない)のに、戸籍というものを変えるためだけに、(内摘をしないと認められないという)法律がある故に、意思に反して内摘するのは本末転倒なのでは?」という主旨であろうか(違っていたらごめんなさい)。
戸籍を変えたい理由はいろいろあると思う。
普通に、男性(女性)の生活や権利を手に入れたいから。
社会にも自分の性別を認めてもらいたいから。
好きな人と結婚して家庭を持ちたいから。
いずれの理由でも、本来の性別の戸籍を切望している人たちはたくさんいると思う。
僕自身にとって、戸籍は紙切れに過ぎない。
あればいいとは思うが、そのためだけにオペをしたいとも思わない。
いろんな現状を考えて、悩んで、そういう選択をしたから。
しかし、そのためにオペをしたい人の気持ちは、多少なりとも分かる。
僕だって男性戸籍がない故に、生活に不便を感じてるからだ。
勿論、オペをしなくていいと思っているからそれを「仕方がない」と思えるが、本当に男性戸籍を欲しいと思っている人にとってそれが「仕方がない」で済ませられないことくらい、僕にだって理解できる。
だからといって、その権利を得るためだけに、そこまでの必然性を感じていな人にも多大なリスクを背負わせて内摘をさせる・・・という法律には疑問を感じる。
僕個人は、不都合がまるでないと言ったらウソになるけど、やはりリスクと天秤にかけた結果、個人の判断でしなくてもいいと思ったらしない生き方もありだと思う。
でも、現状の法律で戸籍を変えるためには、しなくてもしたくなくても、手術が必須条件になる。
人によっては「戸籍を変えたければ意思に反してでも手術しろ」となり得る法の規定は非常に疑問だ。
ただ・・・だからといってそこを緩めてしまうと、それはそれで一気に(医学的な問題も含めて)別の問題が噴出してきそうなので、なかなか難しいんだろうな・・・とも思う。
とりわけ個々の多様性に対応するのが苦手な日本だと、この問題の妥協点が見つかるのはもうしばらく先になるのかもしれない。
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