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WILD HYBRID

40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌 

2024/09/19  [PR]

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  • :2024/09/19/05:57

2008/08/27  Aクリニック カウンセリング vol.4

4回目かぁ・・・もう憶えてないな。
なんせコレ書いてるのは2009年3月だからな(笑)。
 
この日は確か、初めてネットで知り合った女性と会った翌日だったと思う。
会うまでにいろんな葛藤があった。
帰ってから、改めて自分の性別や身体、全てがイヤになり、鏡の前で乳房を引きちぎろうとしたり、翌日も痛むほど骨盤を殴ったりして、気が変になりそうだった。
 
この日、医者にこんな話をしたかは憶えてないが、子供の頃の僕の夢は死ぬことだった。
早く死んで、男になって生まれ変わって来たい、そんなことばかり考えていた。
子供の頃から完全主義で、完全でなければイヤだった。
女の身体をどうイジクっても完全な男になれないことは、その頃にはもうなんとなく分かっていた。
 
その頃見たマンガに、男女が脳移植をして入れ替わるという話があった。
ものすごく憧れた。早く実現可能にならないかと願った。
冷静に考えれば、それをするためには肉体の提供者が必要なわけで、しかも容姿など全く選べないわけだし、命がかかるような病気じゃない以外ありえない話なのだが、まぁその辺は子供の発想ということで許して欲しい。
 
しかし、子供心にも、実際自分が生きてる間にそこまで医学が進歩するとは思えなかったから、完全に男になるには、死んで生まれ変わるしかないと思っていた。
今考えると危ない宗教みたいな発想だ(笑)。
 
人は、遅かれ早かれいつかは死ぬ。
人生は一度しかないし、与えられたこの世での時間は気持ちひとつで天国にもなれば地獄にもなる。
 
どうせ生きるのなら、そしてどうせいつか死ぬのなら、悲観して生きるより楽しんで生きたい。
どうあがいたって、ムリなものはムリなのだ。
だが、気の持ちようというものはいくらでも変えられる。
そして、楽しんで生きるためには、動かしようのない自分の女性的な部分を否定していてはダメだ。
 
この頃、なんとかそのことを医師に伝えようとしていたような気がする。
それは決して、迷いや躊躇とイコールではないということを。
 
相変わらず、文章作成と人物画にも苦労していた。
文章作成はマジでキツイ。なんせ毎回同じプリントなのだ。
同じものを何度もやらせて、その都度都度の精神状態を見る・・・ということなのかもしれないが、延々同じものやらされる方としてはシンドい。
診断結果も知らされないし。
「子供の頃、私は・・・」の後に続く文章とかさ、いつかネタ切れするって(汗)。

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