40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌
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2008年度に受けてから早2年経ったようで、またもお声がかかりました、マンモの検査。
僕の場合、「どうせGIDなんだし、そんなんならとっととオペしちまえよ」ってぐらい、女性器関係には多少の問題を抱えている。
若い頃からずっとホルモンバランスが悪く(つまりは卵巣と子宮の不具合で)、不正出血。
おまけに胸は乳腺症。
まぁ乳腺症と言っても、30代後半で初めてエコー検査で言われるまで全く無自覚。
胸が張る、痛いなどの症状もないから、さほど問題はないんだけども、コイツがあると多少は乳癌のリスクが上がるので、定期的に検査は受けてくださいね、とは言われている。
乳腺がしこりのように触ることもあるので、いちいちビビるか、でなきゃしこりに気づきにくいという難点もある。
数か月前も、胸にしこりがあるような気がして、注射してもらっている病院でエコー検査を受けた。
結果、なんでもなかったからよかったが、気が休まらない。
そんな事情もあって、健康保険の乳がん検診(触診とマンモグラフィー)は必ず行くようにしている。
年に一度でも、触診とマンモとエコーやってれば、とりあえずマシだろう。
前回はまだホル注前だったので、病院は普通に行った。
更衣室などで多少他の女性の視線(パス度が微妙だったのでチラチラ見られる)は気になったが、それでもなんとか受けられた。
だがしかし、最近はパス度も随分上がってきたし、部分的に毛深くもなったので、少々不安だ。
なので、予約する際、病院にカミングアウトして、「他の女性受診者を驚かせたくないし、極力人の少ない日に入れてもらえないだろうか」と相談してみた。
結論から言うと、病院の対応は想像以上に有り難かった。
検診担当の看護師に電話を代わったあと、その看護師がとても親身になって日取りを決めてくれたのだ。
その日は男の定期健診受診者のいない日だからと、男性用更衣室を使わせてくれることにもなった。
「他にも何かお困りのことがあったらなんでも言ってください」とまで言って頂き、なんだかかえって気を遣われ過ぎて、迷惑をかけてしまってるような申し訳ない気分になったぐらいだ(汗)。
そして当日の今日。
どこまでその件が伝達事項になっていたのかは分からないが、受付でこの成りで「マンモを受けに来ました」と言っても、首を傾げられることはなかった。
検査のフロアに行くと、電話で話した看護師がすぐに気づいてくれて、僕は男性更衣室に案内された。
もちろん更衣室には誰もおらず、僕はささっと着替え、まずは触診で診察室に。
問診表にGIDであることとホルモン投与のことを書いたためか、医師もごく普通に診察してくれたし、その後のマンモ撮影技師も同様だった。
しかも、僕以外、受診者が誰もいなかったのには驚いた(さすがに意図的にそうしてくれたわけではないと思うが助かった)。
撮影後、技師の女性に乳腺症のエコーやマンモについて質問したら、とにかく一生懸命詳しく説明してくれたのも有り難かった。
30分ぐらいだろうか、随分時間をかけていろいろと話してくれた。
ちなみにかなり可愛かった(爆)。
彼女によると、僕の胸(乳房)は、乳腺症のせいなのか何なのか、とにかくやたらと弾力があるらしい。
既定の圧力で潰してもなかなか潰れず、戻る(はね返ってくる)力がかなりあるんだそうだ。
そのため、もししこりができたとしても分かりにくく、気づいた時には相当進行してる・・・なんてこともあるかもしれないので、定期的な検査は受けておいた方がいい、というのが彼女の意見だった。
ビビる以前に、「潰れにくい」という表現でまず凹んだが、事実なんだからしょうがない
(しかしそれを言う前に「こんなこと言ってごめんなさいね」と
ひと言付け加えてくれたその心遣いは嬉しかった)。
まぁ多分そのせいもあって、多くの女性が「かなり痛い」と言うマンモが、僕は全然痛くないのだろう。
それにしても・・・乳腺症ってこと考えると、ホントにマジで胸オペしたくなるよなぁ・・・。
俺にとって胸オペってメリットの方が明らかに多いじゃん。
再び男性更衣室で着替え、検査料を払って、無事、乳がん検診は終了した。
今までは検査そのものよりも周囲の環境が苦痛だったので、今回はそれが全くなく済み、病院側の寛大な配慮に心から感謝している。
かえって申し訳ない気持ちにもなったので、帰り際、手配してくれた看護師には重ね重ねお礼を言った。
気を遣われ過ぎるのも少々落ち着かないが、とにかくカミングアウトしてみるものである。
ワキ毛も剃らずに済んだ(どうでもいいようなことだが結構剃る時に情けない気分を味わう)。
結果は後日郵送で送られてくる。
僕の場合、「どうせGIDなんだし、そんなんならとっととオペしちまえよ」ってぐらい、女性器関係には多少の問題を抱えている。
若い頃からずっとホルモンバランスが悪く(つまりは卵巣と子宮の不具合で)、不正出血。
おまけに胸は乳腺症。
まぁ乳腺症と言っても、30代後半で初めてエコー検査で言われるまで全く無自覚。
胸が張る、痛いなどの症状もないから、さほど問題はないんだけども、コイツがあると多少は乳癌のリスクが上がるので、定期的に検査は受けてくださいね、とは言われている。
乳腺がしこりのように触ることもあるので、いちいちビビるか、でなきゃしこりに気づきにくいという難点もある。
数か月前も、胸にしこりがあるような気がして、注射してもらっている病院でエコー検査を受けた。
結果、なんでもなかったからよかったが、気が休まらない。
そんな事情もあって、健康保険の乳がん検診(触診とマンモグラフィー)は必ず行くようにしている。
年に一度でも、触診とマンモとエコーやってれば、とりあえずマシだろう。
前回はまだホル注前だったので、病院は普通に行った。
更衣室などで多少他の女性の視線(パス度が微妙だったのでチラチラ見られる)は気になったが、それでもなんとか受けられた。
だがしかし、最近はパス度も随分上がってきたし、部分的に毛深くもなったので、少々不安だ。
なので、予約する際、病院にカミングアウトして、「他の女性受診者を驚かせたくないし、極力人の少ない日に入れてもらえないだろうか」と相談してみた。
結論から言うと、病院の対応は想像以上に有り難かった。
検診担当の看護師に電話を代わったあと、その看護師がとても親身になって日取りを決めてくれたのだ。
その日は男の定期健診受診者のいない日だからと、男性用更衣室を使わせてくれることにもなった。
「他にも何かお困りのことがあったらなんでも言ってください」とまで言って頂き、なんだかかえって気を遣われ過ぎて、迷惑をかけてしまってるような申し訳ない気分になったぐらいだ(汗)。
そして当日の今日。
どこまでその件が伝達事項になっていたのかは分からないが、受付でこの成りで「マンモを受けに来ました」と言っても、首を傾げられることはなかった。
検査のフロアに行くと、電話で話した看護師がすぐに気づいてくれて、僕は男性更衣室に案内された。
もちろん更衣室には誰もおらず、僕はささっと着替え、まずは触診で診察室に。
問診表にGIDであることとホルモン投与のことを書いたためか、医師もごく普通に診察してくれたし、その後のマンモ撮影技師も同様だった。
しかも、僕以外、受診者が誰もいなかったのには驚いた(さすがに意図的にそうしてくれたわけではないと思うが助かった)。
撮影後、技師の女性に乳腺症のエコーやマンモについて質問したら、とにかく一生懸命詳しく説明してくれたのも有り難かった。
30分ぐらいだろうか、随分時間をかけていろいろと話してくれた。
ちなみにかなり可愛かった(爆)。
彼女によると、僕の胸(乳房)は、乳腺症のせいなのか何なのか、とにかくやたらと弾力があるらしい。
既定の圧力で潰してもなかなか潰れず、戻る(はね返ってくる)力がかなりあるんだそうだ。
そのため、もししこりができたとしても分かりにくく、気づいた時には相当進行してる・・・なんてこともあるかもしれないので、定期的な検査は受けておいた方がいい、というのが彼女の意見だった。
ビビる以前に、「潰れにくい」という表現でまず凹んだが、事実なんだからしょうがない
(しかしそれを言う前に「こんなこと言ってごめんなさいね」と
ひと言付け加えてくれたその心遣いは嬉しかった)。
まぁ多分そのせいもあって、多くの女性が「かなり痛い」と言うマンモが、僕は全然痛くないのだろう。
それにしても・・・乳腺症ってこと考えると、ホントにマジで胸オペしたくなるよなぁ・・・。
俺にとって胸オペってメリットの方が明らかに多いじゃん。
再び男性更衣室で着替え、検査料を払って、無事、乳がん検診は終了した。
今までは検査そのものよりも周囲の環境が苦痛だったので、今回はそれが全くなく済み、病院側の寛大な配慮に心から感謝している。
かえって申し訳ない気持ちにもなったので、帰り際、手配してくれた看護師には重ね重ねお礼を言った。
気を遣われ過ぎるのも少々落ち着かないが、とにかくカミングアウトしてみるものである。
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プロフィール
Name: Jyn@Hybrid
Sex: おねにーさん→
→オバジサン?→
→オバジィサン?
→オバジサン?→
→オバジィサン?
Age: ミドルエイジな40代からの
シニアエイジに片足突っ込んだ50代
シニアエイジに片足突っ込んだ50代
WEB: wild_hybrid@Twitter
About:
TransgenderとかFtMって言葉にほのかな違和感がある。「男になりたい!」とか「男に戻りたい!」っていうよりは、ただ自分らしく自然に生きたいだけ。Sexual-MinorityとかGIDって言葉にはなんとかしっくりくる。確かにマイノリティなんだろうし、社会上ノーマルな価値観から見たらGenderのIdentityに「違和感を感じる」っていうある種の障害があるんだろうから(笑)。
男とか女とかじゃなくて、「見ての通りの自分です」でいいじゃん。どっちかになるためにどっちかを完全否定(排除?)するんじゃなくて、ハイブリッドでいいじゃん。生まれ持った性別は、度合いは違えど死ぬまで背負わなきゃならないんだから、妥協だって大切な選択肢じゃない?妥協点が人それぞれ違うだけで。
現在遂に50代到達( ;∀;)。40歳から第二の人生がスタート。40でジェンダークリニックに通院、41でホルモン治療開始のLate Starter。悩んできた過去は僕の財産。残りの人生は好きに生きたい。
カテゴライズが嫌い。固定観念や価値観の押しつけが嫌い。趣味は身体動かすことと引きこもること。
カカオ、Skype持ってますので、ご連絡の場合は拍手コメント(非公開)かTwitterのDMからIDご連絡ください。
男とか女とかじゃなくて、「見ての通りの自分です」でいいじゃん。どっちかになるためにどっちかを完全否定(排除?)するんじゃなくて、ハイブリッドでいいじゃん。生まれ持った性別は、度合いは違えど死ぬまで背負わなきゃならないんだから、妥協だって大切な選択肢じゃない?妥協点が人それぞれ違うだけで。
現在遂に50代到達( ;∀;)。40歳から第二の人生がスタート。40でジェンダークリニックに通院、41でホルモン治療開始のLate Starter。悩んできた過去は僕の財産。残りの人生は好きに生きたい。
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