WILD HYBRID
40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌
2024/09/19 | [PR] |
2012/12/05 | ジェンダークリニック |
2日続けて病院。
今日は夏以来久々のジェンダークリニック。
今まで神奈川に通っていたんだけど、諸事情で今回から東京になった。
先生は同じ。
今日は初の東京での診察。
僕の場合、ホル注から先をまだ具体的には考えていない。
勿論、胸オペはできればしたいという願望はあるけど、今のところ切羽詰っていないし、その予定も立てていない。
だからカウンセリングといっても近況報告で、先生に顔を見せに行くという感じだ。
目的の治療(例えばホル注であるとか胸オペであるとかSRS)まで達してしまったら面倒になるのか、カウンセリングに行かなくなる人も多いという話も聞く。
実際、確かにクリニックに行くと、大半はこれから治療、もしくはオペという感じの若い人しか見かけない(たまたまかもしれないけど)。
たとえ目的の治療まで済ませてしまったとしても、一度ホルを始めてしまうと原則的には一生治療し続けるるわけだから、本当はたまにでもカウンセリングは行った方がいいと思うし、行ってほしいと個人的には思う。
自分のために、そして今後のGID医療のために。
とはいっても、これは当事者のスタンスだけでなく、医師側のスタンスもあるだろう。
いろんな医師がいると思うから、「治療が済んだんだから無理に来なくてもいいよ」的な雰囲気を出してる医師も、もしかしたらいるのかもしれない。
それはそれで医師に問題有りなような気もするが、少なくとも僕のところの先生はそういう医師ではないから、頻度は減らしたとはいえ、僕は今でも数ヶ月に一度カウンセリングに通っている。
専門的なGID治療はまだ始まったばかりだ。
治療というのは症例の積み重ねで、当事者の我々が情報提供していかなければ進歩はない。
とくにGIDの場合、メンタル的なものだから、目に見える肉体よりたくさんの症例があった方がいい。
焦っていた頃はイライラして「自分はモルモットなのか?」と考えたときも実は密かにあったけど、そういう不快な対応をされたことは一度もない。
それに、最近は「モルモットでもいいんじゃないか?」と自ら思っている。
基本、動物実験は大反対だが、その犠牲があって、昔死んでいたような病気でも簡単に治る現在がある。
僕の場合、命を犠牲にしなくても協力ができる。
・・・まぁ変わり者だし、性別としてのスタンスもあまり典型的ではないみたいだから、参考になるかは分からないけど。
そんな感じで、いつものように先生に最近の様子を話しに行った。
このところはホルの変化も(良くも残念ながらも)落ち着いてきたし、日常生活であまり性別自体を意識することも随分減り、また不便な部分は不便な部分として慣れてしまい、目新しい話題があるわけではないのだが。
それでも、ホル前にあれだけ深刻に悩み苛立っていた自分が、まだオペしたわけでもないのにホルによってこれだけストレスが減って落ち着いたということは、『人によってはそういうパターンもある』ということで参考にしてもらえるんじゃないかと思ってる。
GIDの『治療』自体はホルなり胸オペなりSRSがゴールなのかもしれないが、実際はそこで全てが解決するとは限らない。
一生向き合っていかなければならない以上、むしろそこからどう生きていくか、それからどうなったか、が重要なんじゃないだろうか。
そしてそれを担当の医師に伝え続けることは、今後のGID治療に於いて、次世代への足がかりになってくれるんじゃないかな。
だから、もし可能な医療環境であれば、たまにでもいいからカウンセリングは続けてほしいと僕は思ってます。
・・・とか言いつつ、いつも先生に会うと緊張してしまい、話そうと思ってたことが頭から飛んでしまうんですが(笑)。
今日は夏以来久々のジェンダークリニック。
今まで神奈川に通っていたんだけど、諸事情で今回から東京になった。
先生は同じ。
今日は初の東京での診察。
僕の場合、ホル注から先をまだ具体的には考えていない。
勿論、胸オペはできればしたいという願望はあるけど、今のところ切羽詰っていないし、その予定も立てていない。
だからカウンセリングといっても近況報告で、先生に顔を見せに行くという感じだ。
目的の治療(例えばホル注であるとか胸オペであるとかSRS)まで達してしまったら面倒になるのか、カウンセリングに行かなくなる人も多いという話も聞く。
実際、確かにクリニックに行くと、大半はこれから治療、もしくはオペという感じの若い人しか見かけない(たまたまかもしれないけど)。
たとえ目的の治療まで済ませてしまったとしても、一度ホルを始めてしまうと原則的には一生治療し続けるるわけだから、本当はたまにでもカウンセリングは行った方がいいと思うし、行ってほしいと個人的には思う。
自分のために、そして今後のGID医療のために。
とはいっても、これは当事者のスタンスだけでなく、医師側のスタンスもあるだろう。
いろんな医師がいると思うから、「治療が済んだんだから無理に来なくてもいいよ」的な雰囲気を出してる医師も、もしかしたらいるのかもしれない。
それはそれで医師に問題有りなような気もするが、少なくとも僕のところの先生はそういう医師ではないから、頻度は減らしたとはいえ、僕は今でも数ヶ月に一度カウンセリングに通っている。
専門的なGID治療はまだ始まったばかりだ。
治療というのは症例の積み重ねで、当事者の我々が情報提供していかなければ進歩はない。
とくにGIDの場合、メンタル的なものだから、目に見える肉体よりたくさんの症例があった方がいい。
焦っていた頃はイライラして「自分はモルモットなのか?」と考えたときも実は密かにあったけど、そういう不快な対応をされたことは一度もない。
それに、最近は「モルモットでもいいんじゃないか?」と自ら思っている。
基本、動物実験は大反対だが、その犠牲があって、昔死んでいたような病気でも簡単に治る現在がある。
僕の場合、命を犠牲にしなくても協力ができる。
・・・まぁ変わり者だし、性別としてのスタンスもあまり典型的ではないみたいだから、参考になるかは分からないけど。
そんな感じで、いつものように先生に最近の様子を話しに行った。
このところはホルの変化も(良くも残念ながらも)落ち着いてきたし、日常生活であまり性別自体を意識することも随分減り、また不便な部分は不便な部分として慣れてしまい、目新しい話題があるわけではないのだが。
それでも、ホル前にあれだけ深刻に悩み苛立っていた自分が、まだオペしたわけでもないのにホルによってこれだけストレスが減って落ち着いたということは、『人によってはそういうパターンもある』ということで参考にしてもらえるんじゃないかと思ってる。
GIDの『治療』自体はホルなり胸オペなりSRSがゴールなのかもしれないが、実際はそこで全てが解決するとは限らない。
一生向き合っていかなければならない以上、むしろそこからどう生きていくか、それからどうなったか、が重要なんじゃないだろうか。
そしてそれを担当の医師に伝え続けることは、今後のGID治療に於いて、次世代への足がかりになってくれるんじゃないかな。
だから、もし可能な医療環境であれば、たまにでもいいからカウンセリングは続けてほしいと僕は思ってます。
・・・とか言いつつ、いつも先生に会うと緊張してしまい、話そうと思ってたことが頭から飛んでしまうんですが(笑)。
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個人的に著量の目的は自分は幸せになることだと思う。そのためにどこまで医療を介入させるか(ホル、手術するか)はその人次第だと思うのだす。(^v^)
シェインさんへ
全く同意。
かつては、暗にそれを周りがプレッシャーかける風潮も一部あったからね(そこまで望まないとトランスじゃない、とか)。
いろんな立ち位置があって、10人いれば10通りあっていいと思うから、やっぱり最終目的は「その人が一番生きやすい形」なんだと思う。
そのためには折り合いをつけることも、とても大事なことだと思うんだよね。
かつては、暗にそれを周りがプレッシャーかける風潮も一部あったからね(そこまで望まないとトランスじゃない、とか)。
いろんな立ち位置があって、10人いれば10通りあっていいと思うから、やっぱり最終目的は「その人が一番生きやすい形」なんだと思う。
そのためには折り合いをつけることも、とても大事なことだと思うんだよね。
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