40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌
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ホルモン注射も3年を超えて、本日69本目の注射の日。
1A(1アンプル)、125mgを打ってもらってきた。
こんな感じの↓を(僕の場合は)お尻にプスッっといくわけです(笑)。
デポー剤は粘度が少々高いため、やや太めの針を使い、ゆっくりめに注入する。
痛点のポイントやその時のナースのテクにもよるけど、痛くない時もあれば痛い時もあります(ちなみに、痛いというより足にピリッときた場合は神経に触れているので、遠慮せず即座にナースに言いましょう。そのまま薬剤を注入されると後々後遺症が残ることもあります)。
そして、本日は採血の日でもあった。
血液に異常はないか、肝臓その他にも異常がないか、血液検査をしてもらって調べるわけです(結果は次回だけど)。
僕は年齢もあるし、元々の血が濃いから、念のため(自己判断で)3〜6ヶ月に一度は血液検査をしてる。
聞くところによると、ホルモンを打ちながら血液検査をしない人も少なくないらしい。
一度始めてしまったら自分の体に対する危機感も薄れてしまうのかもしれないけど、時々は検査をした方がいいと思う。
『ホルモンを投与する』ということは、どうしても元来の体にはあまりない異なる成分のものを強制的に入れるわけで、反応や副作用は個人差や体質差あるし、臓器にも負担をかけるし、他の人が何ともないからといって自分も何ともないという保証はない。
病院にもよるかもしれないが、僕は今まで2件の病院でホル注をして、いずれの病院でも血液検査に関しては保険適用でしてもらえた(ただしホル注は保険適用外です)。
フリーテストステロン(男性ホルモン)数値やエストラジオール(女性ホルモン)数値がどれくらいになっているか以外に、WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLT、AST、ALT、T-Cho、LDL-Choなどなど・・・項目はいろいろある。
ホルモンの影響で、血液の濃度、コレステロール、肝機能などは、体質によっては悪影響を受けるから、たまには気にして検査してもらうことをお勧めする。
金額は、検査項目の数によって異なるものの、僕の場合(保険適用で)おおよそ2500〜3000円前後(一緒にホル注を打つ場合は、加えて通常のホル注料金)。
04月15日のTweetをぜひとも読んで頂きたいが、自己責任によるホルモン投与である以上、自分の健康管理を医師がしてくれると思ったら大間違いである。
僕のかかっている婦人科の先生はお二方ともとても素晴らしく理解があり、僕が尊敬し、信頼している先生でもあるが、余程のことがない限り医師が積極的に検査を指示したりすることはない。
ただし、出た結果に対しては、正しい知識で的確なアドバイスを与えてくれる。
ホル治療の場合、医師とのスタンスは、病気で病院にかかる時とは全く違うんだということを理解しなければならない。
僕は自分から申し出て、医師に検査のオーダーをかけてもらっている。
多血症など血の濃さが気になれば生検を、ホルモン数値が気になればフリーテストステロンやエストラジオール項目を。
コレステロールが気になると話せば、先生がT-Cho、LDL-Choなどを、肝機能が気になると話せばGOT、GPT、γ-GTPなどを追加してくれる。
ホルモンを投与することによって生理という自己浄化作用が止まり、内性器の病気のリスクも増加するため、内診、エコー検査、子宮頸がん検査なども年に一度は申し出て、受けている。
そりゃ抵抗がないと言ったら嘘になるが、女性内性器の病気が重症化して死ぬような結果になったらそれこそ無念だ。
そのためなら、ほんの数分の抵抗など大したことはない。
乳房のマンモグラフィー検査も然りだ。
いずれも頻繁に受ける必要はないと思うが、僕は次回のホル注の際、マンモグラフィー検査も受ける(ちなみにエコーも検討中・・・なぜなら、エコーとマンモではそれぞれ見つかりにくい症状があるので、ダブルで受けると安心だから)。
僕は今まで3年間、大体3ヶ月に一度(たまに忙しいと半年に一度)ペースで血液検査をしてきたが、著しく懸念される不調などはないので、ぼちぼち半年に一度に減らそうかなぁと思っている。
内性器の検診及び子宮頸がん検査は、変わらず1年に一度、マンモグラフィーも同じく1〜2年に一度(エコーはできれば年1回)、骨密度検査は2〜3年に一度で受けていきたい。
ちなみに・・・ホルモンを打つと女性ホルモンの働きが抑えられ、体が女性だと閉経時に近い状態になるため、骨粗しょう症のリスクも(一般の女性より若年齢から)増える。
いきなり骨粗しょう症!ってことはまずないと思うけど、気になる方はたまに検査をして自分の骨の密度の変化を把握しておいた方がいいかもしれない。
あと・・・子宮頸がん検査に関しては、検査の際、ほんの少し細胞を採取するんだけど、ホルモンの影響で内性器の湿り度(?)が減り、細胞をうまく採取できずに、一部の検査結果が『不明』になることも。
これは、閉経後の女性にも同じように時折あるケースだということです。
一部データが『不明』でも、他の数値やデータから総合的に医師が判断してくれるけど、ホルモン注射にはそういったことが付随するという事実も一応書いておきます。
1A(1アンプル)、125mgを打ってもらってきた。
こんな感じの↓を(僕の場合は)お尻にプスッっといくわけです(笑)。
デポー剤は粘度が少々高いため、やや太めの針を使い、ゆっくりめに注入する。
痛点のポイントやその時のナースのテクにもよるけど、痛くない時もあれば痛い時もあります(ちなみに、痛いというより足にピリッときた場合は神経に触れているので、遠慮せず即座にナースに言いましょう。そのまま薬剤を注入されると後々後遺症が残ることもあります)。
そして、本日は採血の日でもあった。
血液に異常はないか、肝臓その他にも異常がないか、血液検査をしてもらって調べるわけです(結果は次回だけど)。
僕は年齢もあるし、元々の血が濃いから、念のため(自己判断で)3〜6ヶ月に一度は血液検査をしてる。
聞くところによると、ホルモンを打ちながら血液検査をしない人も少なくないらしい。
一度始めてしまったら自分の体に対する危機感も薄れてしまうのかもしれないけど、時々は検査をした方がいいと思う。
『ホルモンを投与する』ということは、どうしても元来の体にはあまりない異なる成分のものを強制的に入れるわけで、反応や副作用は個人差や体質差あるし、臓器にも負担をかけるし、他の人が何ともないからといって自分も何ともないという保証はない。
病院にもよるかもしれないが、僕は今まで2件の病院でホル注をして、いずれの病院でも血液検査に関しては保険適用でしてもらえた(ただしホル注は保険適用外です)。
フリーテストステロン(男性ホルモン)数値やエストラジオール(女性ホルモン)数値がどれくらいになっているか以外に、WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLT、AST、ALT、T-Cho、LDL-Choなどなど・・・項目はいろいろある。
ホルモンの影響で、血液の濃度、コレステロール、肝機能などは、体質によっては悪影響を受けるから、たまには気にして検査してもらうことをお勧めする。
金額は、検査項目の数によって異なるものの、僕の場合(保険適用で)おおよそ2500〜3000円前後(一緒にホル注を打つ場合は、加えて通常のホル注料金)。
04月15日のTweetをぜひとも読んで頂きたいが、自己責任によるホルモン投与である以上、自分の健康管理を医師がしてくれると思ったら大間違いである。
僕のかかっている婦人科の先生はお二方ともとても素晴らしく理解があり、僕が尊敬し、信頼している先生でもあるが、余程のことがない限り医師が積極的に検査を指示したりすることはない。
ただし、出た結果に対しては、正しい知識で的確なアドバイスを与えてくれる。
ホル治療の場合、医師とのスタンスは、病気で病院にかかる時とは全く違うんだということを理解しなければならない。
僕は自分から申し出て、医師に検査のオーダーをかけてもらっている。
多血症など血の濃さが気になれば生検を、ホルモン数値が気になればフリーテストステロンやエストラジオール項目を。
コレステロールが気になると話せば、先生がT-Cho、LDL-Choなどを、肝機能が気になると話せばGOT、GPT、γ-GTPなどを追加してくれる。
ホルモンを投与することによって生理という自己浄化作用が止まり、内性器の病気のリスクも増加するため、内診、エコー検査、子宮頸がん検査なども年に一度は申し出て、受けている。
そりゃ抵抗がないと言ったら嘘になるが、女性内性器の病気が重症化して死ぬような結果になったらそれこそ無念だ。
そのためなら、ほんの数分の抵抗など大したことはない。
乳房のマンモグラフィー検査も然りだ。
いずれも頻繁に受ける必要はないと思うが、僕は次回のホル注の際、マンモグラフィー検査も受ける(ちなみにエコーも検討中・・・なぜなら、エコーとマンモではそれぞれ見つかりにくい症状があるので、ダブルで受けると安心だから)。
僕は今まで3年間、大体3ヶ月に一度(たまに忙しいと半年に一度)ペースで血液検査をしてきたが、著しく懸念される不調などはないので、ぼちぼち半年に一度に減らそうかなぁと思っている。
内性器の検診及び子宮頸がん検査は、変わらず1年に一度、マンモグラフィーも同じく1〜2年に一度(エコーはできれば年1回)、骨密度検査は2〜3年に一度で受けていきたい。
ちなみに・・・ホルモンを打つと女性ホルモンの働きが抑えられ、体が女性だと閉経時に近い状態になるため、骨粗しょう症のリスクも(一般の女性より若年齢から)増える。
いきなり骨粗しょう症!ってことはまずないと思うけど、気になる方はたまに検査をして自分の骨の密度の変化を把握しておいた方がいいかもしれない。
あと・・・子宮頸がん検査に関しては、検査の際、ほんの少し細胞を採取するんだけど、ホルモンの影響で内性器の湿り度(?)が減り、細胞をうまく採取できずに、一部の検査結果が『不明』になることも。
これは、閉経後の女性にも同じように時折あるケースだということです。
一部データが『不明』でも、他の数値やデータから総合的に医師が判断してくれるけど、ホルモン注射にはそういったことが付随するという事実も一応書いておきます。
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プロフィール
Name: Jyn@Hybrid
Sex: おねにーさん→
→オバジサン?→
→オバジィサン?
→オバジサン?→
→オバジィサン?
Age: ミドルエイジな40代からの
シニアエイジに片足突っ込んだ50代
シニアエイジに片足突っ込んだ50代
WEB: wild_hybrid@Twitter
About:
TransgenderとかFtMって言葉にほのかな違和感がある。「男になりたい!」とか「男に戻りたい!」っていうよりは、ただ自分らしく自然に生きたいだけ。Sexual-MinorityとかGIDって言葉にはなんとかしっくりくる。確かにマイノリティなんだろうし、社会上ノーマルな価値観から見たらGenderのIdentityに「違和感を感じる」っていうある種の障害があるんだろうから(笑)。
男とか女とかじゃなくて、「見ての通りの自分です」でいいじゃん。どっちかになるためにどっちかを完全否定(排除?)するんじゃなくて、ハイブリッドでいいじゃん。生まれ持った性別は、度合いは違えど死ぬまで背負わなきゃならないんだから、妥協だって大切な選択肢じゃない?妥協点が人それぞれ違うだけで。
現在遂に50代到達( ;∀;)。40歳から第二の人生がスタート。40でジェンダークリニックに通院、41でホルモン治療開始のLate Starter。悩んできた過去は僕の財産。残りの人生は好きに生きたい。
カテゴライズが嫌い。固定観念や価値観の押しつけが嫌い。趣味は身体動かすことと引きこもること。
カカオ、Skype持ってますので、ご連絡の場合は拍手コメント(非公開)かTwitterのDMからIDご連絡ください。
男とか女とかじゃなくて、「見ての通りの自分です」でいいじゃん。どっちかになるためにどっちかを完全否定(排除?)するんじゃなくて、ハイブリッドでいいじゃん。生まれ持った性別は、度合いは違えど死ぬまで背負わなきゃならないんだから、妥協だって大切な選択肢じゃない?妥協点が人それぞれ違うだけで。
現在遂に50代到達( ;∀;)。40歳から第二の人生がスタート。40でジェンダークリニックに通院、41でホルモン治療開始のLate Starter。悩んできた過去は僕の財産。残りの人生は好きに生きたい。
カテゴライズが嫌い。固定観念や価値観の押しつけが嫌い。趣味は身体動かすことと引きこもること。
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