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WILD HYBRID

40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌 

2024/09/20  [PR]

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  • :2024/09/20/05:54

2013/05/02  転居手続き

引っ越して大分経つが、未だ役所に転居手続きをしに行ってなかった
住民票を移さないと免許証の住所変更も出来ないので、いい加減、今日行くことにした。

まぁ滅多に役所絡みの用事はないからいいんだけど、この『役所関係』っていうのもちょっとめんどくさいケースの1つだよね。
住民票、戸籍謄本、保険証、年金等々・・・確固たる戸籍上の性別が記載されているものがほとんどだし(笑)、パス度が上がってくると手続きの際、あちらが「あれっ?」ってことになる。
保険証やカルテで実際はあんまり性別まで見てない病院と違い、不正を防ぐためもあってか、役所の方がしっかり性別欄までチェックしてたりするから、カミングアウトしとかないと面倒なことになる場合もある(あくまで僕の経験上)。

例えば僕が今回やった転入の手続き。
まず書き込んだ用紙を窓口の人が(間違いがないか)チェックするわけで、何も言わないとその時点で「あら、間違ってますよ」みたいになる。
(多分役所関係は絶対しないと思うけど)万が一にも間違ってると勘違いされて勝手に修正されたら大変だ。
保険証記載の性別が『男』になってしまうし、住民票と戸籍が違ってきてしまう。
そうなりゃ嬉しい気持ちはあるけど、住民票や保険証や年金手帳はレンタル屋の会員証とは違うからね
戸籍が女性のままである以上、後々トラブルになったら余計に面倒な、且つ嫌な思いをすることにもなりかねないので、これはやっぱり間違ってもらっちゃ困る。

で、今回僕は、とりあえず性別欄を無記入のまま窓口に持って行き、受付の人の目の前で「ここ、記載し忘れたんで・・・私、こっちなんですよ~(笑)」と『女』の方に○をつけた。
言葉にしない部分は、目で訴えながら(笑)。
受付の人もそれで察してくれたらしく、「あ、分かりました」とすんなり。
こういう時だけは「目で語る、察するという文化のある日本って助かる」としみじみ思った(笑)。

その後、別によそよそしい対応をされることもなく、スムーズに手続きが終わり、転居は完了。
その場で新しい保険証も無事発行された。

まぁ次にまた引っ越さない限りこういう手続きすることもないし、滅多にあることじゃないからストレスはあまりなかったです。
幸いなことに不快になるような態度取られることも一切なかったので、こっちが淡々と(堂々とってほど肩肘も張らずごく普通に)してれば、意外と相手も受け流してくれるのかな?って気もした。
日本人ってとりわけ同調する傾向のある民族のような気がするから(って客観的に言ってますが僕は生粋の日本人です)、相手の態度を警戒する前に自分の態度を自然にしてみるのがいいかもしれない。
むしろ、自分のペースに相手を巻き込むぐらいの気持ちで(笑)。
こっちが警戒してオドオドしたり強気に出たりどう見られるか気にし過ぎたりすると、相手も必要以上に意識して不自然な態度を取ってしまうものなのかも?

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