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40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌 
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エナルモンデポー125mgを左ケツに注射。

処置としてはだんだん慣れてきたので、特筆するようなことは特にない。

今回は車を修理に出してしまい、電車&バスで行った。
かかる時間は大して変わらなかったものの、改めて遠いなぁと痛感した。

いつも、注射後は、車で尻をよく揉んでから帰る。
大体いつも10〜30分ぐらい揉んでいる。
揉まないと後日痛くなるし、揉んでよく馴染ませた方が、筋肉が硬くなるのをある程度防げるからだ。

以前にも書いたが、一応左右でローテーションしているとは言え、筋肉注射で毎回決まった場所にデポー剤を打っていると、その部分の組織が傷んで硬くなってくると医師から聞いた。
まぁ数回程度では大丈夫らしいが、基本的にこの注射は一生打つものなので、長い年月のうちにはかなり硬くなり、人によっては針が刺さらないほどになると言う。
そうなっては困るので、出来るだけ硬化を防ぐためにも、処置後は自分で揉むようにしている。

しかし、今回は車じゃないので、揉む場所がない。
会計待ちでは揉んでいたが、やっぱり尻だし、立った体勢では揉みにくい。
理想はうつ伏せになって脱力したところを揉むのがベストだ。
そう考えると、やっぱり車はあった方が断然いいなぁと思った。

本日の会計は診察なしの注射のみで930円。
・・・ん? また金額間違ってる?(汗)

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しばらく書くことも無いかな〜と思ってたけど、いくつか気づいたことがあったので書き留めておく。

体毛が若干濃くなった気がする。
気にしてなかったせいか、気がついたら以前よりは確実に濃くなっていた。
まぁそれでもまだまだ自分的にであって、遠目には見えない程度だけど。
スネ、腿の付け根、腿も若干、ヘソ周り・・・そんなもんかな。

ニキビはやはり時々出る。
肩&首周辺、胸、背中。
あと、たま〜に顔にも出来る。
すぐ治るものから、比較的痛くなるものまで様々だ。
ただ、幸いひどいものがアチコチ複数・・・ということはないので助かる。

付け加えて肌に関して言えば、日焼けしやすく、焼けが褪めにくくなった。
焼いた時、以前ならやや赤くなるぐらい焼いても、ならなくなったな。

ヒゲは、ほんっとにスローペースだが、一応増えてきている。
口ひげは毛質が若干堅くなって来ている以外、見た目はあまり変わらないなぁ。
むしろ顎の方が目立たないけど手触りで増えてるのが分かる。

それと、ふと気づいたのだが、髪質が変わったかもしれない。
以前はサラサラっとしていた髪が、今はワサワサっとした手触り(微妙な表現だ)。
こりゃ本人じゃなきゃ分からないのかな。
少々剛毛になったのか、若干クセ毛になったのか、その差は自分じゃ分からない。
今度カットに行く時、美容師に聞いたら教えてくれるかもしれない。

いずれにしろ、本当に髪に影響が出始めているんだとすれば、やはりアレが最も怖い。
アレとは・・・毛量減少。つまり、ハゲ。

覚悟しているとは言ったって、誰もハゲたいヤツはいないと思う。
僕も当然ハゲるのは望まない。
なので、本当にそうなった場合、ホル注の継続も再検討する可能性だってある。
まぁそう言っちゃうとまた批判食らうのかもしれないけど(笑)。

その辺は長くなるので、また後日書きます。

とりあえず、変化は本当に少しずつゆっくり。
気にしてなければないほど、いつの間にか変化してる感じかな。

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エナルモンデポー125mgを右ケツに注射。

今回はゆっくりブッスリ刺されたけど、やっぱちょっと痛かった。
もしかしてボチボチ注射される場所が固くなってきてるんだろうか。
今度はもう少し別の場所にズラして刺してもらおうかな。

今回はいつもの病院に行った。
この間紹介状書いてもらった病院にはまだ行ってない。

いつもなら注射は火曜か水曜なのだが、今回は金曜。
胸の微妙なしこりが気になって、エコー検査も受けることにしたためだ。
元々乳腺症があるので、胸では引っ掛かることが多い。
去年は行政の検診でマンモグラフィーも受けたし。

検査を受けながら技師さんと少し話をしたが、エコーとマンモでは特性が違うらしい。
ガンはしこりの出来るものと出来ないものがあり、エコーはしこりの出来るガンを早期発見しやすいそうだ。
逆にマンモはしこりの出来ないガンを早期発見しやすいと言っていた。

結論として、所見無しで、まぁ問題がなくてよかった。

会計は、エコー検査の分が保険適用で1050円、あとはいつもの自費分で、注射+診察代の2480円。

婦人科医の話だと、マンモは毎年受けなくてもいいし、むしろあまりちょくちょく受けていると放射線の悪影響もあるということだったので、マンモまではやらなかった。
だた、やはり乳腺症があると乳がんのリスクも若干高まると言ってたから、今後も気をつけていよう(っつかそれならいっそ胸オペしたくなってくる)。

女性特有の検査は、FtMにとっては精神的苦痛でもあるし、受けない人も多いと聞くが、僕は率先して受けたいと思っている。
まぁ昔から(乳腺症やら不正出血で)受ける機会が多くて慣れてしまい、さほど嫌悪感が無いというのもあるが、何よりも自分があって欲しくないと願う部位の疾患が原因で死ぬのがイヤだからだ。
そりゃ死ぬとなったらドコが原因で死ぬのも悔しいが、よりにもよって胸や子宮・卵巣が原因で死ぬことほど悔しいものはない。

だから、一時の精神的苦痛を理由にして逃げず、FtMだからこそ、(胸や子宮が残っている人は)積極的に検診や検査を受けた方がいいんじゃないかと思う。
ホルモンを始めていると、どうしても様々なリスクは高まるからね。

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このところは効果が穏やかになり、あまり自覚の強い変化は無いので、今後はもう少しスパンを空けて記録して行こうと思う。

以前医師に「ホルモンは打ったからと言って即効果が出るものでなく、ジワジワ出て来るもの」と言われたが、最初こそ違ったものの、今はおおよそそんな感じだ。

顎は、手触りがザラつく肌の範囲が増えただけで、見た目にはほとんど変化が無い。
ザラついてる部分は、ヒゲそのものよりも、毛根が育ってきて手触りが変わったのかもしれない。
口周りは相変わらず、産毛が濃い程度。
密度は増えたが、太さや濃さは大して変わってない。
モミアゲも、わざわざ書くほどの変化は無い。
ただ、顔の、モミアゲ付近から顎にかけてがむず痒い。
ホルモンとなんか関係があるのかは不明(笑)。

唯一、最近「アレッ?」と気づいたのは、眉。
見た目の変化はあまり分からないのだが、おそらく以前に比べて濃くなっている。
というのも、明らかに手触りが変わったからだ。
眉は元々薄めで毛も細かったから、今みたいにゴワつく手触りはなかった。

ソレ以外の体毛の変化は、本当にゆっくりで、1〜2ヶ月程度では大して変わりそうに無い。

声も大分安定してきたかな。
日によって少々高低が変わるということも少なくなった。
まぁそんなに男っぽい声でもない気がする。←声にはウルサイ
以前は「女性寄りの中性の声」だったのが
今は「男性寄りの中性の声」になったって感じか?
声自体はそこそこ低い。
が、低い=男の声ではない。
低さより声質的なもの。
後はしゃべりグセなんかでも違うと思う。

体調は、まぁまぁ。
副作用っぽいものも時々感じる。

例えば以前にも書いた動悸。
時々心臓の脈動がやたら気になって気持ち悪い時がある。
たまに偏頭痛時のように、頭が鬱血しているように感じる時もある。

その他。
生理は、初回打って止まって以来、不正出血を除き、一度も出血していない。
身体が硬くなった気がする。
ストレッチ始めないとヤバイかも。
また、ホルモンとは何ら関係ないかもしれないが、最近目の調子が悪い。
ただ単に年のせいか?(笑)
かすみ目がたびたびあり、老眼も進んだ気がする。
まぁ元々緑内障になるのも時間の問題と言われてたから、そのせいかもしれない。

それと、ニキビ。
ここ数週間は、注射の直後ではなく合間に、おおよそ1回は吹き出るようになった。
場所は、胸、肩、背中、首のいずれか数箇所。
不幸中の幸いで、今のところ顔にはほとんど出ない。
如何にも「皮脂が詰まってます」的なニキビで、赤くなり、痛い時もある。
効果のほどは分からないけど、ビタミン剤を飲むと治ることが多い。

あとは、先日、年一度の健康診断に行って血液検査をしてきたので、その結果待ちというところか。
肝機能については、その数値で状態が分かると思うから、追ってその結果を医師に見せればいい。
一応健康診断の医師にもGIDでホルモン治療中の旨は伝えておいた。

最後に・・・ここに来て、性欲は比較的強くなった気がする。
時折悶々としてたり、妙な衝動に駆られたりする(爆)。

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エナルモンデポー125mgを左ケツに注射。

前回と同じ看護士サンで、またもや勢いよくブスッと刺された(涙)。
ただ、今回は刺さる時だけで、注入時の痛みは皆無だった。

以前、産婦人科の医師に、「わざわざ注射打つためだけにココまで来るのは大変だろうから、近くでも問い合わせてみてはどうか?」と、3軒ほど病院を教えてくれた。
ただ、地域的にも僕の医師と密な繋がりがない医師ばかりなので、やってくれるかどうかの保証は出来ないという話だった。

僕は場所よりも医師で病院を選ぶタイプで、今の医師は信頼してる故にかかりつけを替える気は無いのだが、本音を言えば、このまま2週毎のペースで固定するんであれば、片道2時間/片道交通費約1500円は少々苦しいものがある。

そこで、今日はその相談をしてきた。
基本は今のまま、メインの治療や判断を今の医師に任せる。
だが、注射に関しては、ある程度近くの病院でも打ってもらう。
そういう方法が可能か聞いたら、(注射のペースなどを自分でシッカリ把握するなら)特に問題ないという。

そういうわけで、前回教えてもらった3軒の病院の中から、最も近い病院に紹介状を書いてもらった。
ただ、そこの医師は今の医師の先輩というだけらしく、GID治療に対してとりわけ積極的ということでもなく、対応してくれるかどうかは分からない、ということだった。

う〜ん・・・やむを得ないとは言え、最初の1回目が不安だなぁ(汗)。
断られたら、他の事でもソコに行きにくくなりそう。

しかし背に腹は代えられない。
ま、折を見て、行ってみよう。

今回は、注射代+診察代+紹介状作成費用で4240円だった。
紹介状書いてもらったわりには、安くて助かった。

次回は少し間が空くが、胸のエコー検査を受けるため、2月12日になる予定。

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Name: Jyn@Hybrid
Sex: おねにーさん→
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    →オバジィサン?
Age: ミドルエイジな40代からの
    シニアエイジに片足突っ込んだ50代
About:
TransgenderとかFtMって言葉にほのかな違和感がある。「男になりたい!」とか「男に戻りたい!」っていうよりは、ただ自分らしく自然に生きたいだけ。Sexual-MinorityとかGIDって言葉にはなんとかしっくりくる。確かにマイノリティなんだろうし、社会上ノーマルな価値観から見たらGenderのIdentityに「違和感を感じる」っていうある種の障害があるんだろうから(笑)。
男とか女とかじゃなくて、「見ての通りの自分です」でいいじゃん。どっちかになるためにどっちかを完全否定(排除?)するんじゃなくて、ハイブリッドでいいじゃん。生まれ持った性別は、度合いは違えど死ぬまで背負わなきゃならないんだから、妥協だって大切な選択肢じゃない?妥協点が人それぞれ違うだけで。
現在遂に50代到達( ;∀;)。40歳から第二の人生がスタート。40でジェンダークリニックに通院、41でホルモン治療開始のLate Starter。悩んできた過去は僕の財産。残りの人生は好きに生きたい。
カテゴライズが嫌い。固定観念や価値観の押しつけが嫌い。趣味は身体動かすことと引きこもること。
カカオ、Skype持ってますので、ご連絡の場合は拍手コメント(非公開)かTwitterのDMからIDご連絡ください。
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