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WILD HYBRID

40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌 

2024/09/19  [PR]

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  • :2024/09/19/23:36

2009/07/17  GID判定

本日、GIDの委員会?審査会?協議会?(忘れた・・・)の結果をBクリニックに聞きに行った。
結果、僕は通ったそうだ。
つまり、正式にGIDと判定されたってこと。
 
Bクリニックではホルモン注射もやっているので、その場で「打っていきますか?」と聞かれた。
 
喉から手が出るほど打ちたい気持ちはあった。
 
ただ・・・。
 
Bクリニックについて、途中から書かなくなっているのには理由がある。
実は、医師といまいち馬が合わないというかソリが合わないというか、あまりスムーズに意思の疎通が出来ているように思えなかったのだ。
 
誤解のないように付け加えとくけど、無論、悪い医師では無い。
GIDについてはむしろかなりのベテランだ。
あくまでも、僕とBクリニックの医師との相性的な問題だと思う。
こればっかりは人間同士だから、どうしようもない。
僕がどうにも「伝えづらい」「伝わらない」と思った医師から、リスクのある注射を今後ずっと打ってもらう気にはなれなかった。

ホルモンは決してムリして打つべきものじゃない。
だから、僕はとりあえずその場ではまだ打たないと言って帰った。
 
打たなかった理由はもうひとつある。
 
もし打つなら、長らく世話になっているAクリニックの医師に、今回の結果とその旨きちんと報告をしてから打ちたかったからだ。
僕の性格上、どうしても筋は通したかった。
 
いずれにしても、これで正式に、僕が当初求めていた目的を手に入れることが出来た。
それは、物理的な治療の選択権を得ること。
 
何はともあれ・・・バンザイ!(笑)

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2009/07/06  意見書

7月1日、Aクリニックで念願の(ホルモン治療に関する)意見書が出た。
ようやくの“第一歩”だ。
今日、その意見書を持って、予約したBクリニックへ行ってきた。
 
Bクリニックの医師にAクリニックでもらった意見書を提出し、それに署名してもらって、来たる13日、いよいよ委員会にかけてもらうことに決定。
ここまで来ると委員会を通らないということはほぼ無いらしく、結果は17日に聞きに行く。
 
途中、染色体検査結果の書類が足りないと言われたりもしたが、産婦人科医から診断書しかもらってないことを告げると、診断書と肝機能検査の結果だけでOKということになった。
その辺、なんでそうなったのかはよく分からん(汗)。
 
一応、後から電話で産婦人科にその書類のことを尋ねてみた。
婦人科医曰く、「染色体の結果報告書と画像は究極の個人情報なので、そんなに簡単にコピーを渡すことはしていないし、今までそれを出してくれと言われたことも無い」とのことで、やっぱりその辺、なんで要ると言われたのかよく分からん(汗)。
 
ただ、いずれにしろ、将来戸籍を変えるなんてことになれば、その書類が必要になるそうなんで、自分で持っていた方がいいとBクリニックの医師は言っていた。
 
正直なところ、現時点で戸籍の変更までは考えていない。
日本で戸籍を変えようと思ったら、SRSまで済ませなければムリだからだ。
ホルモンでさえ、そのリスクを考えたらまだ迷いがあるのに、SRSなんてリスクも費用も桁外れで、今の年齢の自分には現実的に厳しい。
 
とは言え、自分の染色体なんか見たこと無いから、単純に見てみたいという好奇心はある(笑)。
だって普通の人だと一生のうちに見ることがあるかどうかも分かんないモノでしょ。
という遊び心もあって、産婦人科には検査結果の書類を出してもらうことにした。
 
さて、スムーズに行けば17日にはまた更に一歩進むことになる。
ソノ気さえあれば、その日に初のホルモンを打ってもらうことも出来る。
まぁ一応自分としては、慌てないで、産婦人科宛ての紹介状を書いてもらい、次回Aクリニックに結果報告をしてから、改めて考えたいと思っている。

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2009/06/03  A & Bクリニック カウンセリング 中間報告

いやぁ・・・3月からカウンセリングについて書くのをずっとサボっちゃってたんだな(汗)。
 
頭がいろいろゴチャゴチャして、まとめられなかった。 
 

あれから、Aクリニックには3回、Bクリニックには1回行ってます。
その都度いろいろ思うところはあったんだけど、医師に話すなり、僕自身の中で流すなりして、とりあえずは解決してる。
 

Bクリニックには5月に3回目のカウンセリングを受け、次回4回目は最終回になるんで、「Aクリニックでの(ホルモン治療の)意見書が出ると分かった時点で予約入れて下さい」、と言われた。
その後、ソレを審議会(?)に提出して、通ればホルモン治療のGOサインが出るらしい。
 
その旨Aクリニックに伝えると、意見書については、「大体通院1年ぐらいで判断したい」とのことだったので、夏ぐらいまではこのままで辛抱することになった。
 
ンで、今回6月に行き、遂に医師から、「来月いらした時に意見書出しますね」と告げられた。
 

それにしても・・・僕はバカだった。
 
意見書予告された時、Aクリニックの医師に前々から少々「???」だったことを尋ねてみた。
「意見書と診断書ってまた別のモノなんですか?」
 
自分はずっと、GIDという診断をもらうために通ってると思っていた(もちろんホルモンについても進める準備はしておきたいとは思ってたが)。
だから、まず最初にGIDの診断、その後にホルモン許可・・・というプロセスを踏むのかと思ってた。
が、どうやら「GID判定」的なことは特に無いらしい。
いや、無いって言うか、『意見書が出る』、『若しくは審議会でホルモンOKの結果が出る』ことが、『=GID診断済』という結論になるのかな?
 
いずれにしても、診断書ってのは改まって出るものでは無いらしい。
「診断書?診断書は、ご希望があれば出しますよ。まぁ記念に出してくださいって方もいますし(笑)」と、医師は言った。
 
ってコトはつまり・・・。

いつの間にやら、僕は通い始めた当初の目的を果たしてたのね(笑)。
 

さて、話は戻って。
 
意見書のメドが立って、早速Bクリニックに電話を入れた。
幸い7月の審議会(月一らしい)に間に合うギリギリの日程に予約を入れられた。
 
おそらく次回のAクリニックではホルモン治療に関する説明を受け、同意書にサインする。
Bクリニックでは、ホルモン治療をしてもらう婦人科への紹介状をもらうことになる。
 

ホルモン治療に関しては、あれからかなりいろいろ考えて、進む方向で気持ちは固まってきてる。
だが、リスクを考えたら、正直、まだ迷いが無いと言えば嘘になる。
Aクリニックの医師が、「意見書が出て、審議会を通ったからと言って、ホルモンを打たなきゃならないということじゃありませんから、ゆっくり気の済むまで考えて納得した答えを出してください」と言ってくれたので、少し気持ちは軽くなった。
そう、その状態こそが、まずは僕が望んで目指してきたニュートラルの位置なのだ。
 
まぁホルモンについては、長くなるのでまた追々書くとして・・・。
 
とりあえずカウンセリングに関しては、現時点でこんな感じです(笑)。

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2009/03/18  Aクリニック カウンセリング vol.11

いろいろ医師と話してきました。
この医師がファーストの先生で、ホントによかったと思った。
落ち着きました。
そして、自分自身がある意味確立した気がする。
 
自分は自分。
社会のジェンダー、セクマイの中のジェンダー、いずれにも迎合しなくていいじゃないか。
どれにもハマらないと言うのなら、もうどれでなくてもいいじゃないか。
何かと同じになって、群れる必要がどこにある?
 
生きにくさも違和感も、あるのは事実。
Aクリニックの医師はそこを見てくれてるし、そこを最も重要視してくれている。
 
群れることが生きやすさじゃない。
孤立することが生きにくさじゃない。
ハマりもしない型に、自分をなんとかハメようとあがくこと。
それが生きにくさ。
誰がなんと言おうと、こうだと言える自分を持つこと。
それが生きやすさなんじゃないだろうか。

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2009/03/16  Bクリニック カウンセリング vol.2

前回日付を勘違いし、今日こそ!とクリニックに行ってきました。
 もちろん、ちゃんと無事にカウンセリング受けてこれました。

が。
 
いろいろ思うところあって、今はアタマ回らず書けない。
 
明日、急遽、Aクリニックの予約を取った。
ラッキーにも取れたところがスゴイ。
 
もしかしたらGID診断のためのカウンセリング、打ち切りにするかもしれない。
 
そんなこと思うぐらい、考えるところあった。
悩み?迷い?
違うな・・・。
怒りに近いかも。
 
俺の逆ギレなのか、俺が正論なのか。
ソレは分からないけど、迎合は出来ない・・・な。
続けると決めたら、どんな手使っても診断もらうよ。
でもそう決めない限り、行く気が起こらない。
 
とりあえず明日、Aクリニックで考え言って来ます。

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