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WILD HYBRID

40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌 

2024/09/21  [PR]

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  • :2024/09/21/23:54

2012/04/15  2012年04月14日のTweet

wild_hybrid / Jyn
足が痛くなかったら、ゆっくりブラブラしたかった(涙)。
http://t.co/hqOjMXpH
 at 04/14 16:00

wild_hybrid / Jyn
友人は今夜クリニック近くのホテルに宿泊 僕はリリースされたので、東京駅を出発 ヤエチカで湿布とインソールを買い、薬局の片隅でイス借りて装着させてもらう しかしやっぱりイテェなぁ(汗 at 04/14 15:58

wild_hybrid / Jyn
昼飯は、なか卯の親子丼。ウマい。 at 04/14 14:12

wild_hybrid / Jyn
イマココ:エクセルシオールカフェ 日本橋一丁目店 http://t.co/Zo6YTpal at 04/14 13:48

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筋なのか骨なのか・・・ 多分、筋の方だろうなぁ at 04/14 08:31

wild_hybrid / Jyn
昨日のランニングで痛めたのか、右足の裏?が痛い・・・ at 04/14 08:20

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2012/04/13  過去の記事を読み返して

ブログ自体久し振りだから、過去の記事をざっと読み返していた。
それにしても、このブログを書き始めた頃と今とでは、たった3年しか経ってないのに、劇的に考えが変化したんだなぁと改めて驚いた。

あの頃からずっと、今も一貫して変わらない考えもある。
しかし、まるで変わってしまった考えもある。
変わってしまった部分については、できることなら書き直すか、消してしまいたい気分だ。
内容によっては、同じGIDに批判されそうなものもあるし、今となっては自分で「如何なものか?」と思うところもある。

でも、それを書き変えちゃったら、ブログに書き残した意味がないのよ。
良くも悪くも、過去は今と違うから意味があるし、今のものではない考えが書いてあるからブログに意味も出てくるのだ。

たとえば、過去、僕は「自分の定義が欲しい」と言っている。
「何故肩書きを欲しがる?」と自分に訊いている。
この頃は、自分が何者であるのか、何者でありたいのか、そして何者でなければいけないと思い込んでいるのか、などとすごく悩んでいた時期だ。
ジェンダー外来の主治医にジラしプレイをされて、延々自分探しの心の旅をしていた時期だ(笑)。
この頃の気持ちは今でもはっきりと思い出せるし、悩んでいた葛藤する感情もすごくよく分かるんだが、今の僕はこの頃と同じ気持ちというわけではない。
ある意味、あの頃『肩書き』と呼んでいたようなもの(立ち位置)を今は手に入れ、「自分は自分だ」という(まだ大雑把ではあるが)答えを見つけてしまっている。

2009年12月23日の『レディースデイ』では、映画のレディースデイに初めて男性でパスしてしまい、それが全くの予想外だったためについ「あ、女なんです」と言って女性料金で映画を見、この件について「僕は“女”を活用出来る場面では目一杯活用します。命がけで男と変わらないほどの容姿を手に入れ、戸籍変更するまでは、僕は性別提示が必要な社会生活場面で、ずっと女として扱われる。僕が望もうと望むまいと、意思に関係なく強制される。僕も嫌、周囲も「えっ?」って思っても、変な目で見られつつ、容赦なく女として処理される。だったらさ、“女”である恩恵を少しぐらい受けたっていいじゃん。そんなわけで、映画はもっぱらレディースデイに行きます。」と発言して、当時、GID(当然FTMの方々)から批難を轟々に浴びた(笑)。

今となっては、批難した人の感情もそれなりに分かる(僕がもしそういう人に出会っても敢えてわざわざ批難はしないが)。
ホル打って2ヶ月目(だったかな?)にしても、そこまで治療を進めてる人が、女である部分を利用するって都合よすぎんじゃない?って思う。
今だったらしないよ、もちろん。
何故ならば、今は当時とパス度が全然違うし、社会から男性扱いされることにもだいぶ慣れたから。
でも当時は、40年近く違和感感じながらも女性として生きてきちゃって、それまでの生活習慣や立場(性別)の切り替えに全く慣れてなかったし、パス度もまだ低くて周囲からどう見えてるのか分からずにおっかなびっくりオドオドしてたし、とにかく卑屈な気持ちを開き直りに変換でもしないと精神バランスを保つ自信がなかった・・・と、今なら認めるよ。

性別に違和感を感じて、現代ならば昔に比べてずいぶん知識も得やすいし、相談する窓口もないわけじゃないし、ネットで仲間も探せる。
でも(時代のせいにするわけじゃないけど)、それがほぼなかった僕らの時代に、「普通」でいたいがために自分を抑え込みまくって無理やり「普通の人」になろうと努力しちゃうと、結果、いろんな歪み・・・っていうよりも本当の自分がバラバラになってこんがらがって、自分でも何が自分だかさっぱり分からなくなって、仮面の上に鎧着て、鎧の上に着ぐるみ着ちゃった僕のような人間ができちゃうわけです(笑)。

あの『レディースデイ』を書いた時の自分の気持ちを、僕自身は理解できるし、そういう発言をするに至った感情の流れも、本人だからそりゃよく分かる。
だけど、その感情の流れ全てはブログに書ききれないし、結論だけ読んだ他の人たちは・・・そりゃ内心ムカつくわな(汗)。

ただ、僕自身がそうだったから、誰かがムカつく発言してても、何か言う前にひと呼吸おいて言葉を飲み込むようになったんだ。
この人はこの発言に至るまでに、どんな感情の流れや葛藤があったんだろう、って。
いくら想像してみても、もちろん分からない。
その苦しさは、本人にしか分からないから。
そういう誰にも分かってもらえない苦しみがあるってことを、少なくともGIDはそれぞれ多かれ少なかれ身に沁みて知っているんだから、他人に対してもそういうふうに考えてあげられる気持ちを持ってほしいと思うし、僕も持っていたいと思う。
そうすれば、無闇に傷つけ合ったり責め合ったりするようなことは避けられるだろうから。

・・・って屁理屈くさくなったけど(汗)、要するに言いたかったのは、考えが全く変わっている部分も、青臭くてこっ恥ずかしい当時の迷走中の感情も、過去の自分の記録としてこのブログには残してあるので、それに対しては必ずしも今現在同じ考えとは受け取らず、寛大に読んで頂きたいな、ということなのです(笑)。


関連記事;
『賛否両論』
『レディースデイ』

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2012/04/12  ホルモン治療2年6ヶ月目

振り返れば、ホル注を始めて約2年半が過ぎていた。
ブログを書かなかった間、3週250mg(2アンプル)のペースをしばらく続けていたが、一時期若干の不正出血があり(もともとホル前からホルモンバランスは悪く、不正出血はよくあった)、2週半で250mgと一時的に量を増やしたりもした。
お陰様で出血は止まり、その後は出てきてない。

ホルモンを増やしていた間は男性化に若干加速がかかったが、それは大して著しいものじゃなかったので、早く男性化したいからと言ってバカ打ちするのはやめた方がいいと思う。
効果より、身体の負担や不快感の方が強く出る。
僕の場合は、頭の鬱血感がひどかった。
僕はホルモン注射を始める前から血が濃く、多血症の傾向があったので、ホル注を始めてその数値はなおさら上がった。
ただでさえ男性の正常値上限ギリギリだったもんだから、2週半250mgスパンの時はオーバーしてしまった(汗)。

不正出血が止まってからは3週250mgペースに戻し、その後は更に2週125mgにまで落とし、今に至っている。
テストステロンのデポー剤は、成分はほぼ油で、注射で筋肉の中に入れられると、しばらくはそこに貯まった状態になる。
注射をした後に人によって痛みが出るのは、そんな風に筋肉の中に異物が溜まった状態になっているためだ(だから量が多いほど痛みが出やすい)。
それが、日数をかけてゆっくり身体に吸収されていくから、効き目はゆるやかな曲線を描く。
打った直後は前回のホルモンの効き目が切れてきているから血中濃度は低く、注入されてゆっくりと血中に取り込まれていき、MAXを超えると、今度は緩やかに濃度が下がっていく。
身体にできるだけ負担をかけないためには、その曲線をできるだけ緩やかにしてやった方がいい。
つまり、多めの量を離れた間隔で入れるよりは、少量をこまめに補充するのが、血中濃度も安定しやすく、面倒だが最も身体に優しいらしい。

そんなわけで、今は2週125mgにしている。

本当はもっと少量をこまめに入れた方が更に身体に優しいのかもしれないが、大体どのデポー剤も125mgが1A(1アンプル)単位で、料金は全量使っても使わなくても支払わなければならないため(残った分は廃棄されてしまう)、費用的にはかさんでしまう。
だから、1回に打つ量は125mg以下にはなかなかできないんだよね・・・。
ただ、FTMの友人がいて一緒に注射に行けば、病院によっては1Aを2人で使わせてくれる・・・かも?しれない。

さて、気になるホルモン治療の経過だが、あれから約1年半の間に、見違えて・・・というのは自分的には感じない。
打ち始めの頃の、あの著しい変化に比べたら、今はかなりゆっくりとした変化なので、なかなか自覚ができないんだと思う。
ただ、友人曰く、かなり変わったらしい。
今はあまり女性の名残りがないと言われる(顔つきは元のままだが)。

確かに、もう第三者(コンビニの店員など)に、男か女か迷われることはなくなった。
自分では未だに内心少しドキドキしてしまうのだが(女性人生長かったもんで・・・)、あれっ?どっち?って感じの視線を感じることはない。

どうやら、身体つきも体系も、顔の肉づきも変化したみたいだ。

身体つきは、もともとが筋肉つきやすかったこともあって、トレーニングをすると顕著に成果が出た。
特に、ホル前にはどんなに筋トレしてもほとんどつかなかった三角筋がついた。
この筋肉はほぼ男性特有のもので、女性は相当トレーニングを積んで鍛えたアスリートじゃないと目に見えるほど育てるのは難しい。
上半身が直線的な逆三角形になり、皮下脂肪が減って丸みが消え、尻が小さくなった。
過去のブログ記事でも分かるように、僕自身、相当骨盤がデカイことをコンプレックスにしていたが、それもあまり気にならなくなるぐらい尻はしぼんだ。
それと、これは全く予想外だったが、皮下脂肪が落ちることで、胸も若干だが小さくなった。
もちろんナベシャツは今でも必須ではあるけど、シャツを着さえすれば前ほど胸のラインも気にならなくなった(ただし薄着の場合はやっぱり気になる)。
顔の肉づきは、これもまた同じように丸みが消え、顎が多少シャープになり、頬骨の上に付いていた肉が落ち、顔全体がすっきりした・・・らしい。
そこに、以前薄めだった眉がやや濃くなり、ヒゲやもみあげも濃くはないが生えてきている。

最後に、声。
声は、性器と共に真っ先に変化が出た部位だが、ホルモンの血中濃度の影響を受けるのか、最初の頃はなかなか安定しなかった。
まぁ変声期と思えば安定しないのも当たり前か。
それが、最近はほぼ安定してきて、日による差がほとんどなくなった。
声で女性と思われることはほぼない。
むしろ、女性として通さなきゃならない電話などで(女性っぽい高い声を出してるつもりなのに)男性と認識されて困惑するくらいだ。
この年齢で始めたわりには、期待以上の効果だった。
声帯の変化のせいか、以前は強かった喉が、簡単に声枯れを起こしてしまうほど弱くなったのは残念だが、それでもこの声のおかげで軽減した精神的な負担は計り知れない。

・・・と、ここら辺まではいいこと尽くめだが、まぁもちろんそればっかりではない。

体調の不調(頭の鬱血感、多血症、手首の痺れ等)は置いといて。
それ以外には、やはり体重の増加だ。
まぁ筋肉がついたんだから体重が増えるのは構わないんだけども、皮下脂肪が減った代わりに内臓脂肪が増えたのだ(汗)。
食欲が著しく増えるということは僕に限ってはなかった。
しかし、相変わらず少々の不摂はあったから、それがモロにそっちに出てしまった。
皮下脂肪太りのように柔らかくなく、固いんだけど腹が出てるという、いわゆるオヤジ腹。
気のせいだ、気のせいだと思うようにしてたけど、いい加減自分を騙せなくなり、認めざるを得なくなった時にはアセった。
ホル前に比べて、体重は6kgくらい増えてたしね。

そこで、大嫌いな、まさか自分がやるとは・・・ってくらい大の苦手なランニングを始めることにした。
もう、この脂肪落とすには有酸素運動しかないと思ったんだよね。
無理して嫌にならないよう、短距離短時間から根気よく始めて、1年かけてなんとか8kgの減量に成功。
嬉しいことにジーンズのサイズは2インチ小さくなった。

ホルモン治療の効果に関して、約1年半の間の報告はこれくらいだろうか。

・・・あぁ、あと、毛関係があった(笑)。

ヒゲは、やっぱりホル開始が(年齢的に)遅かったせいか、今でもそんなに濃くはなってない。
特に口ヒゲは、1週間くらい放置すると、遠目で見た時にうっすら黒っぽくなってるかな〜・・・って程度で、ゾリゾリと太い毛は生えてきていない。
むしろ顎ヒゲの方がしっかりした太くて硬い毛が生えてきている(密度が薄いのでとても伸ばせないが)。
顎ヒゲは顎の下、喉の方まで薄っすら生えてるかな(ちなみに、喉にところどころピヨンと単独でも毛が生えている)。
口ヒゲと顎ヒゲ、そしてもみあげは繋がってないし、おそらくこの先も繋がるほど濃くなるとは思い難いので、無念だがワイルド路線はあきらめた(笑)。

念願だったもみあげは、男のそれほどに濃くはないが、薄いながらもエラ(顎の付け根)のあたりまでは生えてきた。
何年かホル注を続けるうち、もう少し濃くなってくれるかもしれない。

その他だと、スネ毛や腿毛が濃くなった(男性ほどの濃さはない)、腹に薄いながらも毛が生えた、肩や二の腕にまで毛が生えた(目立たないが、目立たないのは僕が色黒なせいで、色白ならそこそこ目立つと思われる)、髪の毛の生え際ラインが変わった(角ばった)、額が広くなった(ハゲの前兆?)といったところだろうか。
欲しくないところにまで生えてきたり、必要なところがなくなってしまうのも困りもんだが、そうそう都合のいいことばかりとはいかないので仕方がない(笑)。
余談だが、僕の場合、不思議と左右で毛の生え方に共通の差があるのが謎だ(脳の関係?)。

かな〜り長くなってしまったが(汗)、この1年半のホルモン治療とその変化をまとめてみた。
今度はそのうち、変化して体験した面白いエピソードなんかを書いてみたいな。

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2012/04/12  2012年04月12日のTweet

wild_hybrid / Jyn
まぁ結局のところ、いろんな意味で一番こだわってんのは、他人じゃなくて自分なのよね(泣)。反省。 at 04/11 22:26

wild_hybrid / Jyn
メディアに出てるGIDの人たちもちょっと極端な例ではあると思うけど、あんな風に、どうしてもファジーにならざるを得ない自分の性別を、いっそ笑って冗談にできるくらいの余裕を持っていたい。顔に出さなくても、心の中でたまにまだムキになっちゃう自分が困る。ムキなのはどうにもイタいから。 at 04/11 22:24

wild_hybrid / Jyn
男性化が進めば嬉しいのは事実。この年齢で始めたわりには、ホルモン注射の効果も出てる方だと思う(ジェンダー外来の先生もそう言ってた)。とりあえず服さえ脱がなきゃ社会的に紛れることは出来るし、あとはパーフェクトな“男”(つまりは自分の理想)と現実のどの辺りで折り合いをつけるかだよな。 at 04/11 21:58

wild_hybrid / Jyn
そう考えると、僕は果たして“トランス”ジェンダーなのか?とか、Ft"M"なのか?って思ってしまうのは、難しく考えすぎ?(笑) “セクマイ”は、まぁセクシャル的にはマイノリティーだし、GIDも、まぁ確かにジェンダーアイデンティティーに障害(?)あるし、分かるんだけどね。 at 04/11 21:43

wild_hybrid / Jyn
ただ、スタートが遅く、もう年齢が年齢だけに、社会的には半端で曖昧な位置にしかならない自分の性別を受け入れてしまっているところがあるし、Ft"M"の完全な"M"にはなれないであろうと分かっている(肉体的な負担や自分の置かれている環境を考えるとSRSまでは踏み切れないから)。 at 04/11 21:39

wild_hybrid / Jyn
「トランスジェンダーとかFTMって言葉がイマイチしっくりこない。セクシャルマイノリティとかG.I.D.って言葉はなんとかしっくりくる。」って書いたけど、もちろん僕の性別を敢えてどこかにカテゴライズするならそこに入るんだとは思う。 at 04/11 21:36

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2012/04/11  2012年04月11日のTweet

wild_hybrid / Jyn
あ、ちなみに注射はケツに打ってます(笑)。腕は結構痛そうだし、痛いと支障があるので。 at 04/10 20:53

wild_hybrid / Jyn
注射自体の痛みも、その日の打つ場所や針を入れる角度によって、痛い時もあれば全く痛くない時もある。場所に関しては、ナースにお願いしていろいろ変化をつけてもらってみたが(ちょっと下めとか上めとか、外側寄りとか内側寄りとか)未だにポイントは見つかっていない(笑)。 at 04/10 20:51

wild_hybrid / Jyn
昨日は通算54打目のホル注(ホルモン注射)だった。以前は一時期2アンプル(250mg)打っていたので、注射後よく揉まないと数日痛んだりしたが、今は1アンプルにしからもうさほど痛くはない。・・・まぁ日によるけど(汗)。 at 04/10 20:46

wild_hybrid / Jyn
最近、トランスジェンダーとかFTMって言葉がイマイチしっくりこない。セクシャルマイノリティとかG.I.D.って言葉はなんとかしっくりくる。現在43歳。40代から第二の人生が始まったSlow Starter。残りは好きに生きたい。・・・そんな私のTwitter、始まり始まり〜。 at 04/10 10:36

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