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WILD HYBRID

40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌 

2024/09/16  [PR]

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  • :2024/09/16/08:30

2017/04/13  ホルモン注射184打目

全くキリも良くなく何かの記念日ってわけでもなく唐突ですが、ホルモン注射に関しても最近全く書いてなかったので久々に。
マメに書いてなかったわりには一応まだ真面目に回数だけは数えていて、数え間違いがなければ今日は184回目のホルモン注射でした。

現在僕は2週に1回1アンプルのペースを続けている。
以前は一時期3週に2アンプルというペースで打ってたけど、そこまでの量は自分には必要ないような気もしたので、この先おそらく増やすことはもうないと思う。
もともとの体質でもあるんだけど、ホルモンの影響で拍車のかかった多血症(気味?)の数値を更に上げてまで増やさなくてもいいかなぁと。
ホルモン治療を始める前は開始年齢が遅いため(若い人に比べると)期待出来なかった男性化も、自分の中では思った以上にあったし、変化はゆっくりと今も続いているのでそれなりに満足してる。
むしろこの先、身体のことを考えたら「少し減らしてもいいかな」ぐらいに思ってるんだけど、(未オペで)2週に1回1アンプル以下のペースで打ってるって人の話を今のところ聞いたことがなく、万一減らして生理・・・とまではいかなくとも多少の出血などがあっては困るので、まだ迷い中。

そんな感じで、今はもうほぼ何も考えず当たり前のように通っている2週に1回のイベントに今日も行って参りました。

今の病院で打ち始めたのは、忘れもしない東日本大震災の年。
それまでは神奈川の病院に通っていたんだけど、あの震災で行けなくなり、幸いにも当時の(婦人科の)主治医に書いてもらっていた紹介状を頼りに県内の病院に問い合わせて行ったのがきっかけ。
だからもう約6年になるのかな。
今では看護師さんの顔見知りも増えて、注射もすんなりと打ってもらえている。

近年だいたいいつも同じ看護師さんが打ってくれるんだけど、たまにその方が不在だと別の看護師さんに打ってもらう日がある。
たまたま今日はその日だった。
で、初めて打ってくれる看護師さんだったので、別の(僕を知ってる)看護師さんも付いて、僕は女性お二人の前でペロンとケツを出すハメに( ;∀;)。
注射器を持った看護師さんは尻の筋注はあまり経験が無いのか、骨の位置を確認し、臀部を指で区切り、位置を決める、という確認を何度もしてて、その横で慣れた看護師さんが「うん、その辺で分割して、そうそうその辺かな」みたいな指導をしている。
僕はと言えばうつ伏せになってパンツをずり下ろし尻を出した姿で、「大丈夫だろうか」と汗かきながらドキドキしていた( ;∀;)。
あ、もちろん尻は丸出しにならないようバスタオル掛けてくれてて、打つ側の片尻だけ出してる状態だけどね(笑)。
ちなみにこれが全く知らない看護師さんでしかも事務的に・・・だとかなりツラかったかもしれないけど、幸い少しでも知ってる看護師さんで軽く笑い話しながらだったし、自分的には全然ネタにして笑えるレベルなのでご心配なく。

さて、その他に、今日は一緒に血液検査と尿検査も受けた。
このところやや不定期になってきてるような気もするけどemoji、一応経過観察の定期検査。
もう 50も近づいてきてるからホル注の影響のみならずあちこちの劣化に不安もあるし、こうして年間に何度かの検査を受ける機会があるのは、自分としてはラッキーだと思ってる。
結果は次回のホル注の時、つまり2週間後。
しばらく血液検査の数値などにも触れてなかったから、また結果が出たらここに書こうと思う。

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2014/10/27  黄体ホルモン治療後の診察 その2

黄体ホルモン治療のその後を核と言ったまま、更新する時間がなく年数経ってしまった。
前回の記事の年で書いてるけど、実際はもう2年半経っております(-_-;)。
新しく記事を書くに当たり、尻切れ状態だと気持ち悪いので、一応簡単な後日談を載せておきます。

さて、結果的に言うと、その後も問題なく無事に生きております(笑)。
その後も何度かエコーをしてもらう機会があり相変わらず子宮内膜は5mm前後あるみたいなんだけど、慢性的にその状態で変化も無く何かが悪化しているわけでもないので、そんなに気にしないで過ごしてます。

そもそも5mmという厚みが、厚いのか薄いのか。
その判断や参考値はあくまでも通常の女性がモデルであり、ホルモン投与をしているFtMの参考数値がほとんどないため、その判断も医師には難しいのかな、と言う気がしないでもない。
多くのFtMは(特に支障が無いレベルで健康なら)エコー検査なんかしないだろうし・・・。
内診には女性でさえも嫌悪感や抵抗があるんだから、FtMの気持ちは計り知れず、しかも医師との関係が良好でないと(例え検査が必要な状況になっても)とてもしてもらう気にもならないっていうのは凄くよく分かる。
だから参考数値がほとんど無いというのも致し方ないのかもしれないけど・・・。
ただ、これから同じFtMたちが適切な健康管理をしたり医療的判断をされるためにも、数値の数はたくさん増やしてって欲しい気もしてる。
少なくとも、今回の僕の数値がどっかでなんかの参考になればいいな、と思う。
まぁ僕が注射&定期検診してる病院では参考になるかどうか分からないけど・・・。
なんせGIDで対応してもらってるのが僕だけみたいだから( ;∀;)。

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2014/06/26  黄体ホルモン治療後の診察 その1

あぁ、やっと記事の日付が現在に追いついてきたemoji(6月26日ぐらいから巻きで更新してて、今日現在7月3日)。

ドキドキで婦人科行ってきた。
前にも書いたけど、今回のリセット治療では、いつも注射で通っている病院のO先生(仮名)以外に、かつてホルを打ち始めた頃ずっと診て頂いていた神奈川のS先生(仮名)にもご意見伺ってます。
リセットを提案したのはO先生。
それについて、GIDの診察経験豊富なS先生にも相談に乗ってもらったという流れ。

もともとO先生は今回の内膜に関しても、さほど深刻に捉えていないというスタンス。
内膜が、以前4mmだったのが6mmになっていることにエコーで気づいた時も、「前よりはちょっと厚くなってるね」「でも普通の女性と比べたら全然薄いし、心配ないけどね」っていう軽い感じだった。
ただ、まぁ4mmだったものが6mmに増えてしまっているので、「それじゃとりあえずここらでリセットしておきますか」と、黄体ホルモンの服用を提案。
「出血は~、ま、あるかもしれないけどね」と、むしろ出血がない可能性が高いというニュアンスで言っていて、薬を飲むタイミングに関しては特に指定なく、ホル注のタイミングや一時中断に関しても全く指示はなかった。
ホル注を今まで通り継続していてもノアルテン(黄体ホルモンの錠剤)を飲んだらほぼほぼリセットできる、出血はまぁないとは思うけどもしかしてあるかも?、という考え方がO先生。

ちなみにS先生はまた少し違い、内膜が6mmになっていることを、若干深刻に捉えている感じがした。
もちろん『内膜が6mm=深刻な事態』ということではないのだが、ホル注を打ってるにも関わらず内膜が若干でも厚くなっているというのはあまり経験がないし、もしそれが更に厚くなっていったらどうしても(ガンなどの)リスクは上がるので、放置しない方がよいのではないかという考え方。
エナルモンデポーを投与しているにもかかわらず、僕のエストラジオール値がやや高めなことにも頭を捻っていた(O先生は「これぐらいの方が更年期障害も抑えられていいんじゃない?」という感じ)。
そのため、S先生も今回のリセット治療はした方がいいね、という方向性で、せっかく飲むならより効き目が出るスケジュールで飲んだ方がいいと、ホル注を休むことを勧めてくれ、テストステロンの効果が低くなってくるタイミングで飲む方がいい、とグラフまで書いてアドバイスしてくれた。

誤解のないように強調しておくと、僕はどちらの先生も好きだし信頼している。
O先生に紹介状書いてくれたのがS先生だしね。
時にO先生の「あーそんなの問題ないない!」という太っ腹さ(?)に安心させてもらえる時もあるし、S先生の様々な可能性を加味した提案と納得行くまで話を聞いてもらえる丁寧さに不安を拭ってもらえる時もある。

さて、そして今日はO先生の診察だった。
O先生はノアルテンを飲んでたらもうOK的な感じだったのだがemoji、僕が「せっかく飲んだのだし、出血も少なかったので、効果があったか心配で・・・」と内診を強く希望。
それなら、という感じでエコーで診てもらえた。
で、結論から言うと、薄くなってる、ということだった。
なのだが、エコーで診ながら即「あ、薄くなってるねー」とか言われたわけでなく、何故か沈黙の時間が少々あったのと、何ミリって言い方されてないのでいまいち不安という・・・emoji
カルテには「不明瞭になった」というような内容で書かれていた。
そもそも内膜が厚かった時、S先生が「ちょっと普通の形と違うんだよね~」なんて言ったもんだから、体がん検査する度胸もないクセに変に気になっちゃってて、でもそのことをO先生に話したら「出血、ほとんど無かったんでしょ?ガンなら出血あるから」とか言われ、なんだか若干腑に落ちない感じで診察終了(笑)。
ちなみに、出血がほとんどなかったことに関しては「だからもともとそんなに出るほどのものがなかったってことよ」とバッサリ切られて終わってしまった(笑)。

でもまぁ、現時点でそんなに心配することはないのだろう・・・と思うことにしよう。

来月になったら、結果報告も含めてS先生のところにも行く予定になっている。
2人の医師にご意見頂けるというのは、ホントにラッキーだ。
後日、またS先生の意見も聞いて、ここに書き留めたいと思う。

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2014/06/25  黄体ホルモン服用終了後8日目(最終報告)

ノアルテン(黄体ホルモン)の服用終了8日目。
もう出血も完全に無く、痛みなどもまるでなく、ほぼほぼ黄体ホルモンの影響は無い。
しかしホル注を休んで2週間以上、最後のホル注から約1ヶ月(29日)経つが、案外これと言ってストレスになるような退化も無い。
ストレスになるような退化・・・例えば、声が高くなるとか、ヒゲやら体毛やらが薄くなるとか、筋肉が落ちてくるとか、胸が張って(目立つようになって)くるとか。

『何日目からかは分からないけど、気づいてみればあった変化』みたいなものは、後日またまとめてご報告しようと思うが、1、2回ホル注を休んだぐらいでは、さほど急激な退化は見られないようだ(個人差あるかもしれないが、僕の場合はそうだった)。
声は、まぁ確かに5年近くホル注していてほとんど落ち着いてきていたのが、「若干今日は高めか・・・?」と思う日があるにはあったものの、気のせいか?って程度で、さほど気にならなかった。
また、今は随分定着した口周りのヒゲやモミアゲも、いきなり細くなる、薄くなる、ということも全くなく、黄体ホルモン服用中も、その後今日までも、毎日変わりなく剃っていたし、伸びるペースも普段となんら変わらなかった。

こちらも後日また別記事でご報告しようとは思っているのだが、実は僕は今年3月から社会復帰を徐々に始めており(笑)、職場にも通っている(今までも仕事はしていたが、ほぼ在宅的な仕事だった)。
雇い主は僕がGIDであることは承知している。
しかし、職場の面々に僕がGIDであることはいちいちカミングアウトしていないので、結果、現場では男性として働いていて、そのように扱われている。
その職場環境で、今回ホル注の休止と黄体ホルモンの服用をしていたわけだが、特に問題なく出勤していたし、周囲に気づかれることもなかったと思う(但し出血の可能性が高い日に関してはトイレ問題もあるので休みを取ったが)。

ホルモンを休む前、そして黄体ホルモンを飲み出す前はかなり抵抗があって躊躇ったが、案ずるより産むが安し的な結果・・・と言っていいのかな。
でも、もしこれで内膜の問題が改善されなかった場合、ゆくゆくは次なる方法を考えねばならない(かもしれない)。
例えば体がんの検査するとか(痛いのよemoji)、例えばホルモンをしばらく休んで、生理を起こすサイクルを何クールか試すとか、最悪の場合は入院して掻爬とか、そういうことになったらさすがに本気で凹むな・・・。
まぁ現段階の状態はそこまで深刻じゃないけどね(多分)。
あくまでも、今回の治療で全く効果がなく、且つ内膜が厚くなり続けた場合とかだと思う。

今回のことがあって、さすがの僕も「こんなことならいっそ子宮摘出してしまいたい」という気持ちはよぎった。
だってなくなっちゃえば、もう内膜が厚くなるだの子宮がんのリスクだのを心配しなくてもいいわけだし。
でも、ナースの友人曰く「臓器取るのってそんな簡単なことじゃないし、リスクも伴うし、大なり小なり後遺症が残るケースもあるし、安易に考えない方がいいよ」なんだそうだ。
まぁ比較的聞く後遺症として、排尿に後遺症が残る場合もあるみたいなので(子宮と膀胱は近いので)、ただでさえ加齢と公衆トイレ恐怖症(?)で排尿に若干の不安を抱え出している僕としては、これ以上オシッコのことで悩みたくないっていうのも正直なところだ(笑)。

いずれにしても、もうあとは良い結果を祈りつつ、診てもらうしかないよね。
以上、ホルモン休止から黄体ホルモン服用とその後のご報告でした。

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2014/06/24  黄体ホルモン服用終了後7日目

ノアルテン(黄体ホルモン)の服用終了7日目。
ちょうど1週間経った。
出血は全く無いわけではない・・・のか・・・?ってレベルで、ほぼ無いと言っていい。
身体の違和感、例えば下腹の鈍痛などももうほぼ無い。
本来であれば、今日はホル注再開の日だったが、不安もあったため見送った。
26日に診察があるので、先生に診てもらった上で、相談して決めるつもり。

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