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WILD HYBRID

40歳から第2章の人生をスタートしたGID(FtM)の航海日誌 

2024/09/19  [PR]

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  • :2024/09/19/23:47

2012/10/26  ホル注変化 肉体編1【頭髪】

頭のてっぺんからつま先まで、まずは肉体的な変化を連載していきます(笑)。
その初回は、まさにてっぺんからということで、頭髪について。

髪の変化は、比較的早く現れた。
ホル注を始めてから数ヶ月で髪質が変わったと記憶している。
僕の場合、ホル前からずっと同じ美容師さんに切ってもらっていて、ホル注をきっかけにカミングアウトしたので、自分で気づかない変化も美容師さんから聞くことができた。
ホル打ち始めて数ヶ月〜1年くらいの間は、行くたびに「髪質変わりましたね〜」と言われた。

ホル前、僕は「ド」がつくくらいの超ストレートヘア。
パーマもかなりかかりにくいし、かけても1ヶ月くらいで落ちてしまうという、筋金入りの直毛だった。
髪質は剛毛でも猫っ毛でもなく、ごく普通。
ただし、モミアゲ皆無な上にサイドや襟足は根元から立ち上がるクセがあったため、短髪にすると髪がツンツンに立ってしまい、切ってもせいぜいミディアムヘアくらい。

ホル後、髪が硬くなった(他にも髪質自体が変わった)と美容師さんに言われた。
確かに触った感じが、艶やかな手触りからゴワゴワした感触に変わった。
しかし、それより何より変化があったのは、あれだけ直毛だった髪がクセ毛になったことだ。
無論一気にではないが、3年という一区切りで振り返ると、別人と思うくらい髪質は変わった。

ホル前の写真を探したが・・・直前のものは見つからなかった。
髪質が分かりそうなものは10年近く前の写真で・・・これじゃホル注の変化だか老化だか分からないので参考になるかどうか分からないのだが(T_T)、ないよりマシということで今年撮った写真と比較で載せておく。

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つづきはこちら >>

2012/10/25  3年間の変化について(前書き)

時系列でのタイムリーな変化は、数年前から「ホルモン治療記録」カテゴリで書いてきた。
しかし、もうホル注毎の顕著な変化が出る時期はとうに終わっていて、書くことがない。
そのため、新たに「ホルモン注射による変化」というカテゴリを設けて、部位による3年間の変化をBefore & Afterとしてまとめていきたいと思う。
過去の記事と多少カブる部分もあるかもしれないけど、どうかご容赦下さいm(__)m。
ホル注を検討している人、これからホル注を打つ予定の人、打ち始めて間もない人、既に打ち始めてある程度経過した人の比較として、参考にしてもらえれば幸いです。

ただし、変化には個人差がある。
しかも、その差は本当に人それぞれ。
このことは大前提なので、絶対に忘れないで下さい。
これ以上、これ以下、いずれの可能性もあるということをしっかり認識した上で、一生の問題なのでどうかよくよく検討してからスタートして下さい。
とりわけ僕の場合は41歳という遅い年齢から始めているイレギュラーケースなので、あくまでも参考程度に考えて頂ければと思います。

僕の場合、これからのホル注は男性化した体を維持するためのものという考え方もある。
実際、男性化という点では、今以上に著しい変化は望めないだろう。
でも、じゃあ何も変わらないかと言えば、そうではない。

初期のスピードで変化しなくなっただけで、僕もまだ少しずつ変化はしているし、そもそも生き物はというものは死ぬまで変化し続ける。
男性も女性も、その性に応じて加齢と共に変化していく。

ある一定の年齢超えた先は老化という見方もあるけど、老化だって立派な変化であり、男女共にその変化は異なる。
例えば、男性なら年齢と共に(女性よりも高確率で)薄毛になったり、皮脂の分泌が多くなったり、ヒゲやら体毛が濃くなったり、内臓脂肪がつきやすくなったり・・・。
女性なら、皮脂の分泌が減って乾燥しやすくなったり、皮下脂肪がつきやすくなったり、女性ホルモンの著しい減少で更年期障害を起こしやすくなる。
新陳代謝が落ちて脂肪がつきやすくなるのは男女共に同じだけど、つく脂肪の部位が異なるということです。

その辺を加味した上で、変化というものを捉えてもらえたらなぁと思います。

若い人にとってはまだまだピンとこない「加齢」も、年をとればやがていずれは通る同じ道です。
そこまで想像した上で、スタートしてほしいなぁと個人的には思います。
けして年寄りの説教とかって意味じゃなく(^_^;)、せっかく治療をしたのに自ら命を断つ・・・という悲しい結末を聞くことも少なくはないので。

治療は、何よりも「生きやすくなるため」にするものなので、その逆にならないよう、じっくり悩んで、時には誰か(僕でもいいし)に相談して、決めてほしいと願っています。

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